BaseElementsは、FileMaker ProまたはFileMaker Pro Advanced上でFileMakerのファイルとして、またはスタンドアローンのランタイムアプリケーションとして使用できます。どちらにもそれぞれ、優れた点と欠点があります。
FileMakerのファイル(通常版)
通常版はFileMakerのファイルで、BaseElements3までの拡張子はfp7、BaseElements4以降の拡張子はfmp12です。使用するにはFileMaker Pro / Advancedが必要です。BaseElementsプラグインが必要です。BaseElementsは起動時の処理でプラグインの有無を判定し、必要に応じてプラグインの自動インストールをします。
通常BaseElementsの利用時にはレイアウトの変更が可能なアカウントで自動ログインしますので、目的に合わせてレイアウトの表示項目を調整することができます。BaseElementsのDataファイルを参照する別のFileMaakerファイルを作ってオリジナルのユーザインターフェイスを構築したり、BaseElementsのデータをニーズに合うように再利用することもできます。
ランタイム
BaseElementsのランタイム版には、BaseElementsを別のアプリケーションとして使い、FileMakerで動いているソリューションと思いのままに切り替えながら使えるという利点があります。プラグインはすでに適切な場所にあるため、追加でインストールする必要はありません。また、BaseElementsの動作には対応したバージョンのFileMakerが必要ですが、対応するFileMakerを持っていない場合は、ランタイムを使ってFileMaker Pro AdvancedのどのバージョンからでもDDRをインポートできます。
ランタイムではレイアウトモードを使ったりスクリプトを編集したりすることはできません。ただしBaseElementsのランタイムで、オリジナルのユーザインターフェイスの追加ファイルやデータにリンクする詳細を作ることはできます。ランタイムのバインドキーは「BaseElements」なので、同じキーを使って自分でランタイムをビルドすることでBaseElementsのランタイムソリューションにファイルを追加できます。
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