FileMaker Serverでは、シングルユーザーライセンス、マルチユーザライセンス、カンパニーライセンスのいずれもFileMaker ServerでBaseElementをホストして使用できます。ただし、シングルユーザーライセンスでは、一度に1人のユーザーしかデータベースにアクセスできません。
FileMaker Serverを使用している場合は、外部認証アカウントを使用してBaseElementへのアクセスを制限することもできます。メインBaseElementsファイルには2つの外部認証アカウントがあります。
FMP_BE_Edit
FMP_BE_Read
それぞれ編集および読み取り専用アクセスが有効になっています。もしも上記以外の名称の外部認証グループを追加する必要がある場合、開発元にて対応可能です。詳細はお問い合わせください。
BaseElementsは初期状態で自動ログインが有効になっており、認証なしで利用できます。外部認証グループを利用する際は以下の手順で自動ログインを削除します。
外部認証グループの利用と自動ログインの削除
- ローカルまたは Open Directory(Mac) 、Active Directory(Windows) のいずれかに、"FMP_BE_Edit”および"FMP_BE_Read"のグループを作成し、それぞれアカウントを作成します。
- [FMP_BE_Edit]グループのアカウントでFileMaker Server上のファイルを開きます。
- About BaseElementsメニュー項目に移動します。
- [スクリプト]メニューで、[Disable the User Account]スクリプトを実行します。
その他の共有オプション
メインBaseElementsファイルには、共有のさまざまなオプションを調整できるように実行できるスクリプトがあります。これらは、ファイルのマルチユーザー状態や、既定のアカウントが利用可能かどうかなどです。
これらのスクリプトにアクセスするには、[BaseElementsについて]メニュー項目に移動してメインのBaseElements_UI.fmp12ファイルの、[スクリプトワークスペース]メニューを開きます。
- Set Multi-User State[On]
- Set Multi-User State[Off]
これらのスクリプトを使用すると、BaseElementsのマルチユーザー状態をオンまたはオフにすることができます。”Set Multi-User State[Off]”を使用すると、メインのBaseElementsファイルを[ホストから開く]ダイアログに表示しないようにできます。
オフにするオプションを選択すると、ローカルで開くときホスティングに関する煩わしいダイアログが有効にならないようになります。
- Disable the User Account
- Enable the User Account
これらはあなたが通常のアクセスアカウントをオフにすることを可能にするので、BaseElementはあなたが設定した外部認証グループとアカウントだけに制限されるでしょう。
FileMaker Cloud での共有
BaseElements は FileMaker Cloud での共有利用をサポートしません。
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