Answer
はい, MirrorSyncはNATと互換性があります。
解説
MirrorSyncを構成するときに、「内部/外部 IPアドレス」のオプションは「異なる」を選択します。これにより、MirrorSyncと同一のLAN上で動作していることが検知された場合には内部のIPアドレスを使用し、MirrorSyncのLANの外で動作している場合は自動で外部のIPアドレスに切り替えるように、同期のスクリプトが作成されます。
例外と対処方法
まれに、MirrorSyncの同期スクリプトにおいて、MirrorSyncサーバと同一のLAN上で動作しているかどうか判断できない場合があります。
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● MirrorSyncがIPアドレス192.168.1.5 で動作していて、MirrorSyncと同じネットワーク上で設定を行ったとします。
● ユーザが別のネットワークから同じIPアドレスの範囲で同期を行おうとした。
192.168.x.x や10.1.1.x は一般的なIPアドレスの範囲です。このような場合、MirrorSyncのスクリプトは、SpokeとHubが同一のLANで動作している判断し、内部のIPアドレスを使用した結果、同期が失敗してしまいます。
このような場合には、60秒間試行を行い、その後自動的に外部のネットワークに切り替えます。もし、外部のネットワークで成功したら、そのファイルを閉じるまでは、これを記憶しています。このあとの同期処理では、まず外部ネットワークを先に試します。
対処方法
ユーザがすでに外部ネットワークから接続していることがあらかじめわかっている場合、以下の方法で強制的に最初に外部ネットワークを試すように固定することができます。
1. カスタムダイアログでユーザに社内LANからの実行か社外ネットワークからの実行かを確認
2. 1のダイアログの選択に応じて、MirrorSyncのスクリプトを実行する前に、グローバル変数 $$MIRRORSYNC_CONNECTION の値を”internal” もしくは "external" に設定する処理を行う
原文:Is MirrorSync compatible with Network Address Translation (NAT)? http://docs.360works.com/index.php/MirrorSync_advanced_topics#Is_MirrorSync_compatible_with_Network_Address_Translation_.28NAT.29.3F
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