関連づけた連絡先やプロジェクトのレコードをカレンダーに認識させる
連絡先やプロジェクトをイベントのレコードにリンクしている場合、その関連レコードが実際に動いているのはどこか、選択しやすくするための値一覧としてどのフィールドを使うかを、DayBackに認識させる必要があります。
その方法は「Source No 1」レイアウトでフィールドを指定したのとほとんど同じです。ただし、割り当てるフィールドはそれよりも少なくて済みます。
1 テーブルオカレンス。連絡先やプロジェクトのテーブルオカレンスをポイントし直していない場合は、カレンダーのリレーションシップグラフで「SampleContacts」テーブルオカレンスをダブルクリックして、自分の連絡先のテーブルにポイントします。「SampleEvents」へのリレーションシップを変更して、リレーションシップの連絡先側として自分の連絡先のテーブルのプライマリキーを使うようにします。
2
3 カレンダーを自分のファイルにペーストした場合、おそらく「SampleEvents」を作成する際に、すでに「SampleContact」テーブルオカレンスと「SampleProject」テーブルオカレンスを作成してあるでしょう。
4
5 レイアウト。「Related Source No 1」レイアウトを選択し、レイアウトモードに切り換えます。このレイアウトの「レコードを表示:」を、「SampleContacts」のベースと同じテーブルオカレンスにします(DayBackのサンプルファイルでは、「Contacts」はソース番号1に、「Projects」はソース番号2に関連づけられています)。
6
7 IDのフィールドをダブルクリックし、自分の連絡先のテーブルのプライマリキー(またはユニークID)を選択します。名前のフィールドをダブルクリックし、上図のように連絡先を選択する時に表示する名前として使用したいフィールドを選択します。
8
9 必要なフィールド。自分の連絡先のテーブルに、新規フィールドを2つ追加する必要があります。「DBK_WebViewerSource」と「DBK_WebViewerData」です。この2つを、DayBackの中の「SampleContacts」テーブルからコピーできます。編集が必要なのは「DBK_WebViewerSource」だけです。テーブル中のプライマリキーと、リストから選択する際に連絡先の名前として表示されるフィールドを指定します。 そのために、計算式を以下のように以下の部分を……
10 id = id ; name = NameFull ;
11 ……以下のようにします: 12 id = MyContactID ; name = MyNameLastFirst ;
13 「SampleProjects」についても、ステップ1〜3を繰り返します。 14 必要なフィールド。自分の連絡先のテーブルに、新規フィールドを2つ追加する必要があります。「DBK_WebViewerSource」と「DBK_WebViewerData」です。この2つを、DayBackの中の「SampleContacts」テーブルからコピーできます。編集が必要なのは「DBK_WebViewerSource」だけです。テーブル中のプライマリキーと、リストから選択する際に連絡先の名前として表示されるフィールドを指定します。
15 スクリプト。「Which Detail Views to Use...」スクリプトを編集します。このスクリプトによって、関連づけられたそれぞれのソースからレコードを表示する時(イベントのポップオーバーで、選択したレイアウトまたはプロジェクトの横にあるボタンをクリックした時)にどのレイアウトを使うかを指定します。 このスクリプトを編集したら、「Upon Opening」スクリプトを実行して変更を反映させます。
検索結果が見つからない場合
ファイルがFileMaker Server 13.0.1でホストされている場合、連絡先やプロジェクトのレコードを含むデータファイルが、このデータへのアクセス権のあるアカウントを自動入力する設定になっていることを確認してください。このバージョンのFileMaker Serverにバグがあり、PSOS(Perform Script on Server:サーバ上でスクリプトを実行する)を使う際に、UIファイルのログインの認証情報が関連ファイルに渡されません。
原文:LinkedContactsAndProjects|https://www.seedcode.com/pmwiki/index.php?n=DayBackForFileMaker.LinkedContactsAndProjects
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。