外部 SQL ソース(External SQL Source)
FileMaker の外部 SQL ソース(以下 ESS)機能を利用することにより、SQL デ ータベースのテーブルを、FileMaker のテーブルと同じように扱うことができる ようになります。FileMaker のリレーションシップグラフに SQL データベース のテーブルを追加後、それらのテーブルを他の FileMaker のテーブルと同様に 利用でき、レイアウトのベースとなるテーブルとして使用したり、FileMaker のスクリプトを使用してアクセスすることが可能となります。 ESS 機能を利用する場合、SQL データベースに対するデータの読み書きに必要 な SQL ステートメントは、FileMaker により自動的に生成されます。ユーザは 対応する ODBC ドライバをインストール・構成し、リレーションシップグラフ に該当する SQL データベーステーブルを追加するだけで準備が完了します。
FileMaker の標準機能では、Microsoft SQL Server、MySQL、Oracle の 3 種類 のデータベースをサポートしています。これらのデータベースに接続するため には、対応する ODBC ドライバが必要となります。
- Mac OS X の場合 Actual Technologies 社のサイト(www.actualtech.com)にアクセスし、 「Actual ODBC Pack(for Mac OS X)より該当する ODBC ドライバを入 手することができます。
- Windows OS の場合 ODBC ドライバは各データベースベンダーから入手することができます。
FileMaker 15〜 では、ESS 機能の拡張に伴い、PostgreSQL および IBM DB2 デー タベースも利用できるようになりました。ただし、これらのデータベースに接続するためには、別途「Actual ESS Adapter」が必要となります。
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