FileMaker から PostgreSQL または DB2 データベースに接続するためには、 Actual ESS Adapter 用の DSN を作成する必要があります。DSN には、データベースのネイティブ ODBC ドライバ用に作成した DSN を指定します。
これらのステップを実行する前に、あらかじめ Claris FileMakerのドキュメント に指定されている対応のドライバを使用して、データベース用の DSN を作成する必要があります。例えば、Mac OS X 上から PostgreSQL データベースに接続する場合には、Actual Open Source databases を使用して DSN を作成することになります。
Windows OS
- FileMaker アプリケーションに対応するアーキテクチャ用の 「odbcad32.exe」という名前の ODBC データソースアドミニストレーターを起動します。
FileMaker(32 ビット)の場合
Windows 32 ビット OS:c:¥Windows¥System32¥odbcad32.exe
Windows 64 ビット OS:c:¥Windows¥SysWOW64¥odbcad32.exe
FileMaker(64 ビット)の場合
Windows 64 ビット OS:c:¥Windows¥SysWOW64¥odbcad32.exe - 「ODBC データソースアドミニストレーター」のウィンドウが開いたら、「システム DSN」タブをクリックし、すべてのシステム DSN を表示しま す。
FileMakerはシステムDSNのみを使用します。FileMakerはユーザDSN を無視します。 - 「システム DSN」タブを選択した状態で、新しいシステム DSN を作成するために「追加」ボタンをクリックします。
- リストより「Actual ESS Adapter」を選択し、「完了」をクリックします。
- セットアップアシスタントの「はじめに」パネルで、「ライセンス...」ボタンをクリックし、ライセンスキーを入力します。
- 「次へ」ボタンをクリックして「データソース」パネルに進みます。
- DSN の名前を入力します。(任意に名前をつける事ができますが、データベース名の後に「_adapted」をつけると後で判別しやすくなります)
- 「適合 DSN」フィールドで、データベース用にネイティブ ODBC ドライバ を使用して先に構成しておいた DSN を選択します。
- 「完了」ボタンをクリックして「完了」パネルに進みます。
- 「完了」パネルで「テスト」ボタンをクリックしデータベースへの接続を確認します。データベースのユーザ ID とパスワードを入力して、正しく接続している事を確認してください。
- 「完了」ボタンをクリックして新規 DSN を保存します。
- 「OK」をクリックし、ODBC データソースアドミニストレーターを終了します。 これで、SQL データベースのテーブルを FileMaker のリレーションシップグラフに追加する準備ができました。詳細については、Clarisのドキュメントを参照してください。
Mac OS X
- アプリケーションフォルダのユーティリティフォルダより、「ODBC Manager」アプリケーションを起動します。
- 「ODBC Manager」のウィンドウが表示されたら、「システム DSN」タブ 6 をクリックしてすべてのシステム DSN を表示します。
FileMakerはシステムDSNのみを使用します。FileMakerはユーザDSN を無視します。 - 「システム DSN」タブを選択し、新しいシステム DSN を作成するために 「追加」ボタンをクリックします。
- リストより「Actual ESS Adapter」を選択し、「OK」をクリックします。
- 「続ける」ボタンをクリックし、「データソース」パネルに進みます。
- DSN の名前を入力します。(任意に名前をつける事ができますが、データベース名の後に「_adapted」をつけると後で判別しやすくなります)
- 「適合 DSN」フィールドで、データベース用にネイティブ ODBC ドライバ を使用して先に構成しておいた DSN を選択します。
- 「完了」ボタンをクリックし、「完了」パネルに進みます。
- 「完了」パネルで「テスト」ボタンをクリックしてデータベースの接続を確認します。データベースのユーザ ID とパスワードを入力して、正しく接続している事を確認してください。
- 「完了」ボタンをクリックして新規 DSN を保存します。
- ODBC Manager アプリケーションを終了します。 これで、SQL データベースのテーブルを FileMaker のリレーションシップグラフに追加する準備ができました。詳細については、Claris のドキュメントを参照してください。
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