SuperContainer Companion Plugin ユーザガイド
このプラグインは、360WorksのWebビューアのアドオン「SuperContainer」を使用するために必ずインストールしなくてはならないものではありませんが、このプラグインを使うと通常はユーザの操作を必要とする機能を自動化できます。
このプラグインは、オブジェクトフィールドからSuperContainerへのアップロードや、SuperContainerからローカルのオブジェクトフィールドへのダウンロードをサポートしています。さらに、SuperContainerに保管されているファイルの削除、ローカルドライブへのファイルのダウンロード、SuperContainerに保管されているファイルの詳細情報の取得などの機能も備えています。
このプラグインは、既存のソリューション中のオブジェクトフィールドからSuperContainerにデータを移行する際に、特に有用です。
注意: インスタントWeb公開のクライアントは、このプラグインを使ってファイルをアップロードすべきではありません。インスタントWeb公開ではプラグインはサーバー上にあるため、プラグインはサーバー上にあるファイルにのみアクセスできるためです。そのようにさせたいわけではないはずです! 代わりに、インスタントWeb公開のクライアントは、レイアウト上に配置されたWebビューア経由でファイルをアップロードするようにします。ソリューションには、インスタントWeb公開のアップロード用に別途レイアウトを用意するとよいでしょう。
重要:SuperContainerサーバーとやりとりをするすべてのプラグイン関数をコールする前に、SCSetBaseURLをコールして、サーバーの場所を渡す必要があります。ダウンロードファイルに含まれている「SuperContainer Example.fp7」のファイルでは、インスタントWeb公開のプラグインのアップロードは無効にしてあります。
たとえば、スタンドアローンのSuperContainerサーバーが開発用のコンピュータ上で動作している場合は、以下のようにコールします。
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「Files」のコンポーネントまで、完全URLを渡していることに注目してください。これ以外のプラグイン関数はすべて、(完全URLではなく)相対的なフォルダパスをパラメータとして認識します。これはファイルが保管されている、または保管したいサーバー上のフォルダです。SuperContainerのホスト、ポート、アクションの名前はこれに含まれません。例を以下に示します。
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通常は、SCSetBaseURLをスタートアップスクリプトでコールするように設定するでしょう。プラグインにサーバーへの完全URLをいったん認識させれば、その他のプラグイン関数に対して指定する必要があるのはサーバー上の相対パスだけです。
プラグインを使用する際に気をつけなくてはならないことがひとつあります。それは、プラグインのスクリプトは、SuperContainerが最後のアクションの処理を終了する前に戻ってくることがあるということです。そのため、プラグイン関数のSCSetContainerでファイルをアップロードすると、前のアクションが完了していないのに即座にSCGetInfoをコールすることがあります。ひとつの解決策は、2つのアクションの間に一時停止のスクリプトステップを入れておくことです。
プラグイン関数の使用例については、ヒント、コツ、FAQの「プラグインを活用する」セクションを参考にしてください。
SuperContainer Companion Pluginは、保管されたオブジェクトフィールドとして機能するだけでなく、さらにオブジェクトの参照と連携して動作します。
例
関数の概要
このドキュメントの最新バージョン(英語)docs.360works.com| SuperContainer Documentation | SuperContainer Companion Plugin 2.9512 User Guide
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