SCChooseFile
ユーザーが自分のローカルハードドライブを閲覧できるファイル選択ダイアログを表示します。
構文
SCChooseFile({initialPath; fileType; title; [key 1 = value 1; key 2 = value 2; ...]})
引数
- ファイル選択のダイアログで最初に選択される場所を指定するパス(オプション)。初期パスを指定していない場合、ユーザのホームディレクトリがデフォルトになります。initialPath
fileType
- "files"(ファイル)、"directories"(ディレクトリ)、"files + directories"(ファイルとディレクトリの両方)のうち、どれを選択可能にするか。
title
- ファイル選択のダイアログのタイトルとして表示される、タイトルの文字列(オプション)
キーと値のペア - オプション:useNativeをfalseに設定して、ネイティブのファイルダイアログの代わりにJavaのファイルダイアログを使用することができます。
戻り値
選択されたファイルのパス。ファイルが選択されなかった場合は、戻り値はなし。エラーが発生した場合は、"ERROR"。
説明
ユーザがローカルのハードディスクをブラウズできるように、ファイル選択のダイアログを開きます。ユーザがダイアログでファイルまたはディレクトリを選択して「OK」ボタンをクリックすると、この関数は選択されたファイルまたはディレクトリのパスを返します。ユーザが「キャンセル」ボタンをクリックすると、値を返しません。
ファイルを選択する際、この関数をSCSetContainerと組み合わせて、ユーザのハードディスクから1つのファイルをSuperContainerに読み込むことができます。たとえば以下のコードを使用すると、ユーザが選択したローカルのファイルが、SuperContainerサーバーにアップロードされます。
SCSetContainer(Asset::ID ; SCChooseFile);
ディレクトリを選択する際、この関数をSCScanDirectoryと組み合わせて、ディレクトリのコンテンツを一括で読み込めます。以下の例では、ユーザにディレクトリを選択させ、そのディレクトリを再帰的にスキャンします(このディレクトリ中の全ファイルのリストを返します)。
SCScanDirectory ( SCChooseFile("" ; "directories" ) ; true)
注意:"directories"または"files + directories"のファイルタイプを指定すると、プラットフォームによっては非ネイティブのファイルダイアログが開きます。ネイティブのダイアログでは、ディレクトリの選択をサポートしていないためです。
このドキュメントの最新バージョン(英語)docs.360works.com| SuperContainer Companion Plugin 2.9512 User Guide | SCChooseFile
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