FMCanvas3は、カスタムAppから呼び出して使うことでができます。
FMCanvasを呼び出すための作業手順
順番を守って作業してください。
全てのファイルのバックアップを取ってから作業を開始してください。
1.ファイルの準備
重要*「呼び出し元」と「FMCanvas3.fmp12」の両方のファイルを同じホスト(FileMaker ServerまたはFileMaker Cloud)で共有します。
- FMCanvas3.fmp12
- FMCanvas3Example.fmp12
- 呼び出し元カスタムAppファイル
2. アクセス権の付与
FileMaker 16以降のみ:カスタムAppファイルに "fmurlscript" 拡張アクセス権を付与します。
スクリーンショットでは[完全アクセス]に付与した状態です。FMCanvas3の機能を使用するアクセス権全てに付与してください。
3.テーブルの準備
カスタムAppファイルに、FMCanvas用のテーブルやフィールドを準備します。
- 「FMCanvasExample」テーブルをカスタムAppにコピー&ペーストして使用する
- 画像用のテーブルがまだない場合は、FMCanvas3Example.fmp12から「FMCanvas3Example」テーブルをコピーし、カスタムAppファイルにペーストします。ペースト後にリレーションシップグラフを確認し、「FMCanvas3Example」というテーブルオカレンスが自動で作成されていることを確認します。
- サンプルファイルから必要なフィールドをコピーしてカスタムAppのテーブルにペーストする
- 画像用のテーブルが既にある場合は、サンプルファイルから必要なフィールドをコピーしてカスタムAppのテーブルにペーストして使うことができます。
Tips: 既存のテーブルを使用する場合、下絵画像のオブジェクトフィールドのフィールド名やテーブルオカレンスの名前を一時的に変更して「FMCanvas3Example.fmp12」ファイルのテーブルオカレンス名、フィールド名と一致させます。スクリプト内のフィールドを割り当て直さなくてもそのまま使用することができます。
3-2 Tipsの作業手順例 | |
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1. 下絵として使用するオブジェクトフィールドの名前を"image"に変更 | |
2. テーブルオカレンス名を"FMCanvasExample"に変更 | |
3. サンプルファイルからフィールドをコピー (この場合、imageフィールドはコピー不要) |
既存のフィールド名やテーブルオカレンス名を変更しないで作業する場合、ペーストしたフィールドの計算式を修正してください。
4.サンプルファイルのスクリプトをペースト
サンプルファイルのスクリプトワークスペースを開き、「FMCanvas3」フォルダをコピーしてカスタムAPPにペーストします。
5.スクリプトのチェック
スクリプトを開いてフィールドへの参照が崩れていないか確認してください。ここでフィールド参照が崩れている場合は手順3に戻ってテーブルオカレンス名を確認してから手順4をやり直します。
既存のフィールド名やテーブルオカレンス名を変更しないで作業する場合、サンプルファイルのスクリプトを参考にして、崩れたフィールド参照を全て修正してください。
全ての作業が終了したら
手順3-2でテーブルオカレンス名を一時的に変更していた場合、作業後に元の名前に戻しても問題ありません。
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