手順1: 必要なフィールドをコピー&ペーストする
DayBack.fmp12の「SampleEvents」テーブルから、カレンダーを実行するために必要なフィールドをコピー & ペーストします。
コピー&ペーストの手順
- 「DayBack.fmp12」を開きます。
- 「ファイル」メニューの「管理」から「データベース」を選択し、「データベースの管理」ダイアログの「フィールド」タブを選択して、「SampleEvents」テーブルを表示します。
- 「1. DayBackが使用する計算フィールド」を全てコピーして自分のファイルイベントテーブルにペーストします。
- 自分のファイルに「Status」、「Resource」に相当するフィールドがない場合は同じようにコピーしてペーストします。
1. DayBackが使用する計算フィールド
- DBk_ColorCalc
- DBk_EventSummaryCalc
- DBk_LinkedWithinProject
- DBk_MilestoneSort
- DBk_Notified
- DBk_Repeating_id
- DBk_TimestampEndCalcNum
- DBk_TimestampStartCalcNum
- DBk_Unused
- DBk_WebViewerEventData
- DBk_WebViewerSource
2. カレンダーに必要なフィールド
- Status
- Resource
- DateStart
- DateEnd
- TimeStart
- TimeEnd
- 計算フィールドは使用できません。
- 時刻や、終了日を表すフィールドについての注意
- これらのフィールドを実際には使わない場合でも、カレンダーには必要です。
- イベントで時刻を管理する必要が全くない、複数日に渡るイベントは絶対につくらないといった場合には、フィールド定義の計算値自動入力でフィールドの値を常に空欄にしてください
手順2:フィールド定義を修正する
- DayBackで使用する計算フィールドの計算式を確認し、Let関数内で参照する「DateStart」や「TimeStart」などのフィールドに既存のフィールドを使用する場合、フィールドのマッピングを修正します。
- DayBackで使用する計算フィールドの計算式で、コピー後に自動的にコメントアウトされている部分があれば、修正します。
フィールド名 |
修正内容 |
Resource |
DayBackから「resource」フィールドをコピーしたのであれば修正作業は不要です。 コピーせずに既存のフィールドを使用する場合には、DayBackの「resource」フィールドの計算値自動入力の計算式をコピーすると、「リソース」タブで、リソースに割り当てられていないイベントを参照することができるのでお勧めです。 |
DBk_EventSummaryCalc |
このフィールドはカレンダーで、日、週、月などの表示形式を切り分ける際に使用されます。イベントのタイトルと、その他情報の組み合わせで使用することが多いでしょう。計算式内の「Summary」フィールドを、カレンダーで表示したいフィールドにおきかえます。ここについては、とりあえず「DBk_Unused 」フィールドを使用しておいて、カレンダーが正しく動作するようになってから改めて設定することも可能です。
s = Summary ; // the title of your event (イベントのタイトル) 計算式ではあらかじめシンプルにフィールドがマッピングされていますので、必カレンダーに表示させたい情報の中身を必要に応じて追加することが出来ます。 |
DBk_WebViewerSource |
カレンダーのアイテムをクリックした時に表示する、イベント詳細のポップオーバーで使用しています。 計算式を開き、Let関数の変数のうち、以下のコメント行の下の 「sc_sourceNumber」から「sc_tags」までの変数を必要に応じて修正します。 //============= Assign your event fields here ==========================
|
DBk_TimestampEndCalcNum |
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DBk_TimestampStartCalcNum |
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DBk_ColorCalc |
|
2.入力値の自動化オプションを設定
- 開始時刻と終了時刻のフィールド
- 「TimeStart」および「TimeEnd」フィールドをDayBackから移植せず、既存のフィールドを利用する場合に設定します。オプションの「入力値の自動化」で以下の計算値を追加してください(以下の記述をそのまま、または「SampleEvents」の定義からコピーできます)。
- 「フィールドに既存の値が存在する場合は置き換えない」のチェックボックスにはチェックを付けないでください。イベントを深夜0時に開始できるようにするには、開始時刻フィールドの自動入力のオプションが必須です。
Case (
Self = Time ( 24 ; 0 ; 0 ) ; Time ( 24 ; 0 ; 1 ) ;
Self = Time ( 0 ; 0 ; 0 ) ; Time ( 0 ; 0 ; 1 ) ;
Self > Time ( 24 ; 0 ; 0 ) ; Self - Time ( 24 ; 0 ; 0 ) + 1 ;
Self
)
3.ここまでの変更を保存します
これが大切です。こまめに保存することを習慣化しましょう。
このドキュメントの最新バージョン(英語)
DayBack Documentation and Integration Instructions|Quick Integration: Linking the Calendar
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