「カレンダー」に自分のレコードが表示されたら(おめでとうございます!)、おそらくいくつかの設定に戻って、カレンダーをイベントに割り当て、さらに完璧に使えるようにしたいと考えることでしょう。さらに設定する箇所をいくつか挙げます。
イベントの色分け
カレンダーの「フィルタ」タブをクリックします。ここに一覧表示されているステータスを編集して、「Source No 1」レイアウトの「status」に割り当てられているフィールドの値と一致させます。このフィールドは、色分けに使用されます。ステータスの横にある歯車のアイコンをクリックして、名前や色を変更します。「+」アイコンをクリックして新しい名前や色を追加します。色について詳しくは「イベントの色」を参照してください。
カレンダーに別のフィールドを表示する
DayBackを呼び出す Step-by-Step 2:フィールドを追加するで編集したサマリの計算(DBk_EventSummaryCalc)を覚えていますか? このフィールドに戻って、カレンダーに表示したいイベントのフィールドを追加します。「DBk_WebViewerSource」フィールドも同じようにするとよいでしょう。これらのフィールドの構成に関するヒントは、「フィールドを追加する」に記載されています。
リソース
「Resource」に割り当てたフィールドを見て、カレンダーの「Resources」の値一覧をそのフィールドの内容に一致するように編集します。動画では「location」をリソースとして使用し、カレンダーの「Resources」の値一覧を変更して「Meetings」ファイルにある既存の値一覧をポイントしています。同じようにしたいケースもあるかもしれません。詳しくは「リソース」を参照してください。
カレンダーをフィルタリングする
フィルタをもっと増やしたり既存のフィルタを自分のフィールドにポイントしたりする場合は、「フィルタ」に関する解説を参照してください。
設定全般
「Load Calendar Settings - On Startup — Edit Configuration Here ---」スクリプトを通読して、必要に応じて変更したいと考えるかもしれません。変更できるデフォルトの設定はたくさんあります。また、どんな設定を変更できるかが分かるので、読んでみるとよいでしょう。
「SampleEvents」の名前を変える
「リレーションシップ」タブの「SampleEvents」の名前をこの時点で変えてもかまいません。後で編集する必要があるスクリプトについては、「テーブル名の変更」を参照してください。
連絡先やプロジェクトをイベントに関連づける
構築の作業中は、「DBk_Unused」フィールドを連絡先やプロジェクトのIDに割り当てていたかもしれません。イベントを連絡先やプロジェクトに関連づける場合は、この時点でリレーションシップを設定します。
複数のソースを利用する
「SampleEvents」という名前のテーブルだけでなく、複数のテーブルからレコードを表示できることを忘れないでください。イベントのテーブルのひとつひとつを「ソース」と呼び、日付を含むテーブルならどれでもソースとして使用できます。詳しくは「複数のソース」を参照してください。
イベントのリスト
カレンダーを自分のファイルと関連づけ、自分のイベントのテーブルに独自のリスト表示がない場合は、カレンダーのファイルの「Event List」レイアウトを使いたいと考えるかもしれません。その場合は、レイアウトモードに切り替え、レイアウトの小計パートのフィールドとソートをポイントし直します。詳しくは「イベントのリスト」を参照してください。
ボタンのカスタムアクション
DayBackのサンプルのカスタムアクションとして、「Action - View Event」という名前のFileMakerのレイアウトでサンプルのイベントのレコードを表示するものがあります。このレイアウトを使いたい場合は、イベントのリストと同様に、自分のイベントテーブル中のフィールドにポイントし直す必要があります。詳しくは「ボタンのカスタムアクション」を参照してください。
To-Doの詳細とリスト
DayBackに付属の「To-Do list」テーブルを使っている場合は、追加の作業はほとんど必要はありません。ただし、自分の使い方に応じて「To-Do」関連レイアウトにフィールドの追加や削除を適宜行うことができます。
使っていないテーブルを削除する
最後に、DayBackのファイルを外部連携した場合、「SampleEvents」テーブルや、サンプルの連絡先など不要なテーブルを削除してもかまいません(もともとあった「SampleEvents」テーブルや、サンプルの連絡先など)。
PSOSの準備をする
FileMaker Serverを使っている場合は、自分のファイルのスタートアップスクリプトが、FileMaker Server上で実行される時に回避されるかどうかを確認します。PSOS(Perform Script on Server:FileMaker Server上でスクリプトを実行する)の各スクリプトが実行される時、スタートアップスクリプトを設定しているすべてのファイルでスタートアップスクリプトを実行するので、動作速度がとても遅くなります。DayBackの「Upon Opening」スクリプトの先頭の数行にを参考に以下のルーチンを使用してください。
If PatternCount ( Get ( アプリケーションバージョン ) ; "Server" )
Exit Script [] End If
このドキュメントの最新バージョン(英語)
DayBack Documentation and Integration Instructions|Quick Integration: Linking the Calendar
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