SuperContainer Companion Plugin 2.95の新機能で、プラグインの初回起動時にJavaサポートファイルを自動的にダウンロードするようになりましたが、何らかの原因でJavaサポートファイルが正しく読み込めない場合にはプラグインの初期化に失敗してしまい使用できません。
現時点での回避策としては以下の2つがあります。
- Super Container 2.95でJavaサポートファイルを手動インストールする
- SuperContainer Companion Plugin 2.95以前のインストール(本記事)
まずは 「 Super Container 2.95でJavaサポートファイルを手動インストールする」の方法を試していただくことを推奨しますが、解決できない場合は本ドキュメントに応じて古いバージョンのプラグインをインストールしてください。
注意:この方法を使用する際、SuperContainer のバージョンと SuperContainer Companion プラグインのバージョンで不整合が起こる場合があります。その際はSuperContainerのダウングレードも検討してください。
システム条件
- FileMaker バージョン7以降
- Java 6 以降
- インストールされているJavaのバージョンが不明の場合は、WindowsまたはMac OS Xのコマンドラインで「java -version」を実行して調べることができます。
- 必要なバージョンのJavaがインストールされていない場合はプラグインの読み込み時にエラーが表示されます。
-
- Javaのダウンロードページから該当するOSに対応したインストーラをダウンロードしてください。
- Windows
- Mac OS X v10.4以降。
- Intel社製プロセッサ搭載のMacに関する注意:このプラグインは、Rosettaでの動作をサポートしていません。
FileMaker Proへのインストール手順
- 「MAC」または「WIN」フォルダから、プラグインをFileMakerの「Extensions」フォルダにドラッグし、FileMakerを再起動します。
- プラグインが正しく読み込まれない場合は、システム条件を満たしているかどうかを再度確認してください。
FileMakerのWeb公開エンジン/インスタントWeb公開へのインストール手順
インスタントWeb公開、またはFileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開と組み合わせてこのプラグインを使う予定がある場合に限り、この手順が必要です。
- SuperContainerインストーラのファイルをダウンロードして解凍し、SuperContainer Companion Pluginフォルダからプラグインファイルをコピーします。
- Mac
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360Works SuperContainer #-#.##/SuperContainer Companion Plugin/MAC/SuperContainer_Companion_Plugin.fmplugin
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- WIN 32 bit
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360Works SuperContainer #-#.##/SuperContainer Companion Plugin/WIN/SuperContainer_Companion_Plugin.fmx
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- Win 64 bit
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360Works SuperContainer #-#.##/SuperContainer Companion Plugin/WIN/SuperContainer_Companion_Plugin.fmx64
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- Mac
- コピーしたプラグインを以下のフォルダに保存します。
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FileMaker Server/Web Publishing/publishing-engine/wpc/Plugins
- このときwpcフォルダ内にPluginsフォルダがない場合は、手動でフォルダを作成してください。FileMakerのWeb公開を再起動すると、プラグインが使える状態になっています。
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- 弊社や他のプラグインベンダからFileMaker社に報告済みのバグがあり、このバグのためWebのプラグインはMac OS X上のFileMaker Web Publishing Engine 8.0v4では動作しないことに注意してください。バージョン9などこれより新しいバージョンを使うか、または8.0v3などこれより古いバージョンを使う必要があります。Windows版のFileMaker Server 8.0v4にはこのバグはなく、正常に動作します。
- プラグインが動作しているかどうかをテストする最も簡単な方法は、プラグインのバージョン関数をコールする計算式を作り、それをインスタントWeb公開のレイアウト上に表示することです。「?」と表示されたら、プラグインは動作していません。数字が表示されれば、プラグインは正しくインストールされています。
FileMaker Server 9以降へのインストール手順
FileMaker Server 9の新機能であるタスクスケジュールによるスクリプトの実行機能と組み合わせてこのプラグインを使う予定がある場合に限り、この手順が必要です。
- 「MAC」(.fmplugin ファイル)または「WIN」(.fmx ファイル)フォルダからプラグインをFileMaker ServerのExtensionsフォルダにドラッグします。
- OS Xのパス:
/Library/FileMaker Server/Database Server/Extensions
- Windowsのパス:
C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Database Server¥Extensions
- OS Xのパス:
- ServerのAdminアプリケーションで、FileMaker Serverを停止してから起動して、再起動します。
- 「設定」>「データベースサーバー」>「サーバープラグイン」を選択し、「FileMaker Serverでプラグインを使用できるようにする」のチェックボックスにチェックを付けてから、このプラグインの「有効にする」にチェックを付けます。「保存」ボタンをクリックして数秒間待ち、「有効にする」チェックボックスにチェックが付いていることを確認します。チェックが付いていなければ、プラグインのロードのエラーが発生しています。トラブルシューティングのために弊社までご連絡ください。これで、プラグインを使用するスクリプトを実行させるためのスケジュールを作れるようになります。
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