序章
FileMaker Pro の外部 SQL ソース(ESS)を使用すると、SQL コードを書かずに ODBC データベース内のデータを表示したり更新したりすることができます。このテクニカルノートでは、その手順を説明します。
この手順では、データベースに適切な ODBC ドライバをダウンロードしてインストールし、システム DSN(データソース名)を設定し、ライセンスキーを購入した(または 30 日間のトライアルキーに登録した)ことを前提としています。
これらの手順では、新規の空のデータベースを作成することも想定しています。既存のデータベースに ESS テーブルを追加することもできます。
プレースホルダフィールドを持つ FileMaker データベースを作成する
- はじめに、FileMaker Proを起動し、空のデータベースを作成します
- ファイル->管理->データベース...を選択し、"Relationships "タブを選択します。
- ここで「テーブルの追加」ボタンを押し、「データ ソース」ポップアップ メニューから「ODBC データ ソースの追加...」を選択します。
- 次に、ODBC マネージャを使用して前もって構成した DSN を選択します。
- データソースの名前はデフォルト値のままで構いません。
- プロンプトでデータベースのユーザーIDとパスワードを入力します。その後、データベースからのテーブルのリストが表示されます。
- 表示するテーブルを選択して、OK を押します。テーブルが[リレーションシップ]タブに追加されます。
- ESS テーブルの名前はイタリック体で表示されます。OKを押してデータベースの管理ダイアログを終了し、ブラウズモードに戻ります。
- 最後に、レイアウト一覧からレイアウトを選択して、ESSテーブルを表示することができます。
- すると、テーブルのすべてのフィールドを含むデフォルトのレイアウトのフォームが表示されます。その後、ODBC データベースからデータを参照したり検索したりすることができます。レコードの挿入や削除など、データに加えた変更は、自動的にデータベースに保存されます。
詳細はこちら
FileMaker データベースの接続性の詳細については、FileMaker リソースセンターに戻ってください。
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